2022年世界水泳選手権の400m個人メドレーで大会新記録・ヨーロッパ新記録で
優勝、200m個人メドレーでも優勝し、2冠を達成したレオン・マルシャン選手。
2023年世界水泳でも大きな注目を集めています。
このレオン・マルシャン選手の強さの秘訣はその敏腕コーチにあると噂です。
今回は、レオン・マルシャン選手のすごいコーチと強さの秘訣を徹底調査したので紹介します。
レオン・マルシャンとコーチがすごい!強さの秘訣を徹底調査!
レオン・マルシャン選手の強さはその指導をするコーチの力がすごいと言われています。
そのコーチはボブ・ボウマンです。
ボブ・ボウマンコーチは、指導した選手の43人が世界記録、
50人以上がアメリカ国内の記録を更新するという、敏腕の指導者です。
多くのオリンピック選手を育ててきた中で、一番に名前があがる最高の選手がマイケル・フェリプス選手です。
マイケル・フェリプス選手といえば、15歳の時に初出場した2000年シドニーオリンピックで200mバタフライに出場し5位入賞、
2001年に世界記録を更新し、男子競泳史上最年少となる15歳9ヶ月の若さで世界記録保持者に、
そして世界大会で初めて金メダルを掴み世界から注目を浴びました。
シドニー五輪から5大会連続出場し、通算23個の金メダルを獲得、まさに水泳界のレジェンドと称されています。
マイケル・フェリプス選手の少年時代にその才能を見出し、金メダリストにまで指導したのが、
ボブ・ボウマンコーチなのです。
ボブ・ボウマンコーチとは?
ボブ・ボウマンコーチとはどんな方なのか紹介します。
ボブ・ボウマンコーチのプロフィール
名前:ボブ・ボウマン
出身地:アメリカ・サウスカロライナ州コロンビア
生年月日:1965年4月6日(2023年7月現在58歳)
出身校:フィロリダ州立大学
職業:コーチ
ボブ・ボウマンコーチは、学生時代に心理学を専攻して学び、
卒業後にアメリカ水泳連名のエリートシニアプログラムで選手の育成に携わり、
その後、ノース・ボルティモア・アクアティック・クラブ(NBAC)でも
エリート育成プログラムを担当し、マイケル・フェリプス選手はじめ
多くの金メダル選手を育成してきました。
ボブ・ボウマンコーチの指導法
タイムを目標にした練習
ボウマンコーチは多くの選手を指導する中で、
選手が結果を出せない理由が「気負いすぎること」だと実感したそうです。
そのため気負いすぎないように、勝利を目標にするのではなく
タイムを目標に練習させることに徹底したそうです。
プレッシャーシュミレーション
ボブ・ボウマンコーチは、アスリートが実践で感じている凄まじいプレッシャーを想定し、
シュミレーショントレーニングを行なっています。
週に3から4回の頻度でわざと選手に対して不快な環境で練習をさせます。
予想外の問題や挫折は、誰にでも立ちはだかります。
しかし逆風をバネにすることで立ち直る力を身につけることができ、
さらには集中力まで身につくそうです。
ちなみに、マイケル・フェルプス選手に対して行ったのは、レース前に「わざとゴーグルを踏みつける」ということでした。
マイケル・フェルプス選手はじめ、多くの選手を指導してきたボブ・ボウマンコーチ、
レオン・マルシャン選手もこの偉大なコーチの指導を受け、
大きく成長しています。
強さの秘訣はすごいコーチの力といえますね。
日本でトップスイマーとして知られている萩野公介さんも
ボブ・ボウマンコーチに憧れていたようです。
レオン・マルシャンの両親もすごい!
レオン・マルシャン選手の強さの秘訣は両親にもありそうです。
レオン・マルシャン選手の両親はともに水泳選手でした。
父親のザビエル・マルシャンさんは、フランス・ドーヴェル出身で、
1973年8月4日生まれ2023年現在49歳です。
1996年のジョージア州アトランタ大会から2年連続夏季オリンピックに出場し、
1998年の「世界水泳選手権」では200m個人メドレー銀メダルを獲得しています。
そして、母親のセリーヌ・ボネットさんも元オリンピックフランス代表選手で、
背泳ぎとメドレーの選手で、1992年のバルセロナオリンピックに出場しています。
レオン・マルシャン選手は両親の影響で7歳の頃から水泳をはじめ、
日頃から両親の指導を受けていたおかげで、
水泳選手としての基礎がしっかり身についたことも
現在の強さにつながっているといえそうです、
レオン・マルシャンのプロフィール
最後にレオン・マルシャン選手がどのような方か紹介します。
名前:レオン・マルシャン(Léon Marchand)
生年月日:2002年5月17日(2023年7月現在21歳)
出身地:フランス・トゥールーズ
身長:187cm
体重:77kg
種目:個人メドレー
2020年東京オリンピック 400m個人メドレー予選でフランス新記録となる4分09秒65を樹立し、決勝に進出し、決勝では6位入賞を果たしています。
200mバタフライでは14位、200m個人メドレーでは18位、400mメドレーリレーでは10位でいずれも決勝進出はかないませんでした。
2022年世界水泳選手権 400m個人メドレーでは4分04秒28の大会新記録・ヨーロッパ新記録で優勝しています。
この記録は400m個人メドレー歴代2位の記録で、高速水着以降では歴代1位の好記録でした。
また、200m個人メドレーでも優勝し、2冠を達成しています。
泳ぐたびに記録を更新し続け、進化を続けるレオン・マルシャン選手、
2023年世界水泳福岡大会で好成績が期待されます。
まとめ
今回は2023年世界水泳福岡大会でも大きな注目を集めている
レオン・マルシャン選手の強さの秘訣、ボブ・ボウマンコーチとその指導法、
そして、レオン・マルシャン選手のすごい両親のことについて紹介しました。
レオン・マルシャン選手の今後のご活躍を期待しています。
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